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導入から公開まで ~超駆け足チャート~

 XOOPSのことはなんとなくわかったけど、もう少し簡略化した形で導入の仕方を教えてくれないかという方もいるかと思い、できるだけ最短ルートで導入から公開までいける方法を記してみました。以下の手順を追っていけば、トラブルがないという条件でとりあえず公開までは辿り着くと思います。なお、インストールするXOOPSのバージョンは2.0.16aを前提としていますが、XOOPS Cube 2.1.0でもある程度応用できるかと思います。


I.導入

1.FTPクライアントソフト、EUCが使えるエディタ、解凍ソフトを用意

FTPクライアントソフト

エディタ

解凍ソフト

2.XOOPS Cube日本サイトからコアパッケージをダウンロード。解凍まで済ませておく

3.データベース(MySQL)が使えるサーバを借りる

 PHPのバージョンは基本的に4か5のどちらかですが、MySQLのバージョンはその倍あって、なかなか複雑です。

 月1000円程度でレンタルできるサーバであれば3か4.0系のどちらかだと思いますが、XREAのように5系を含めてユーザが選べるようになっているというところもあります。私個人の話ですが、とりあえず3系と4.0系を使って特に問題はありませんでした。というわけでこの二つが無難かとは思いますが、XOOPS以外にもデータベースを使用するスクリプトを導入する場合、特にそのスクリプトが最近作られたようなものであれば、5系じゃないとうまく動かないということもあるかもしれません。
 従って、その辺を見極めた上で最大公約数的な選択をしてください。

4.データベースを開設

 普通、サーバを借りた段階ではデータベースは使えません。サーバ会社のサイトのどこかにあるであろう「データベースの開設の仕方」みたいな読み物を熟読し、データベース用のIDとパスワードを取得してください。

5.インストールガイドに従ってXOOPSをインストール

 XOOPSのファイルをサーバにアップした段階で、cache、templates_c、uploadsの3つのディレクトリのパーミッションを707辺りにしておきましょう。777は、会社によっては許可していないかもしれません。

6.php.iniを編集してregister_globalsをOFFにする

 レンタルサーバであれば、.htaccessにphpの設定を書く場合が多いと思います。サーバ側で最初から適切に設定されている可能性もあります(つまり、ユーザーはなにも設定する必要がない)。
 RSSを取得して表示するヘッドライン系のモジュールなどが文字化けするようであれば、文字コードまわりの設定も行う必要があります。この辺のことはレンタルサーバのFAQに書かれている可能性が高いので、探してみて下さい。

II.XOOPSの設定

7.システム管理(SYSTEM ADMIN)のアイコンをクリック→一般設定→一般設定の[編集]をクリックし、以下の項目を編集

8.一般設定に戻り、メール設定の[編集]をクリックし、以下の項目を編集

 閲覧者がユーザ登録したときやパスワードの再発行を求めたときにサイトから送られるメールの、送信者の名前(自分の名前かサイトの名前)とメールアドレスを設定します。

III.モジュールの導入

9.使いたいモジュールを探し、ダウンロードする

 いきなりあれもこれもと導入しようとすると大変なので、モジュールというものに慣れるためにも、始めはGIJOEさん作成の『Xoops Protector』とフォーラム(掲示板)用のモジュールに絞ってみるといいかと思います。D3の設定を同時にすることになるので注意してください。
 フォーラム用モジュールはそれぞれ特徴があるので、すべてをインストールして自分が気に入った、またはサイトに合ったものを選んでみてください。ここで、モジュールのインストールとアンインストール、設定の仕方などを覚えてしまいましょう。

必須モジュール

フォーラム用モジュール

10.モジュールを解凍し、説明書にパーミッションの設定(※)などが書き込まれていたらそれに従ってインストールする

 パーミッションの設定はFFFTPなどのFTPクライアントソフトから行うことができます。拡張子ごとにパーミッションを決めるやり方と、サーバにアップロード後、ファイルごとにパーミッションを設定するやり方がありますが、前の方が楽だと思います。
 稀に、モジュールの説明書に「このファィル(フォルダ)のパーミッションは***(数字が入る)にしてください」とあり、その通り設定したにもかかわらずなぜか動かないというケースがあります。これは、サーバ側が安全性を重視して、そのパーミッションを禁止しているためという場合が多く、このようなときは、指定されたパーミッションから少しずつ落としていく(制限を加えていく)ことで解決するかもしれません。

《例》

 777が駄目だったら707にしてみる
 755が駄目だったら705にしてみる

 など。

 なお、コアパッケージに含まれている標準モジュールならば、パーミッションをまったく設定しない状態でファイルを上げたとしても大抵のサーバなら普通に動くと思います。

11.モジュール管理で、メインメニューに表示される順番を設定

 モジュールをインストールするとほとんどの場合、トップページにあるメインメニューにリンクが自動的に張られます。通常は入れた順に並べられ、これだとおまけのコンテンツが一番上で、一番読んでほしいコンテンツが下という風になってしまう可能性もあるので、ここでクリックしてほしい順、人気がある順など、並び順を変更してください。フォーラム用モジュールだけしかインストールしなかったときは、ここは飛ばして構いません。

12.メインメニューに表示される名前を記入

 モジュールをインストールしたとき、メインメニューに張られるリンク名はそのモジュールの名前になることがほとんどです。たとえば、『liaise』というメールフォームモジュールがあるのですが、この名前がそのままリンク名になります。モジュールの名前ではコンテンツの内容が判断しづらいときは、ここでわかりやすい名前に変更します。

13.ブロック管理で、グループ毎に表示するモジュール、画面を設定

 ここまでの設定を終えた段階で、事実上、サイトが立ち上がったと言っていいと思います。
 あとは外見の変更や、管理者としてではなく、ユーザとしてアクセスした場合、ちゃんと動くかどうかという確認作業になってきます。

IV.外見のカスタマイズ

14.デフォルトテンプレート、スタイルシートを編集

 文字の大きさやフォント、行間(行の高さ)などを変更したい場合は、/default/theme/にある『style.css』と『theme.html』をエディタで開いて編集します。
 デフォルトのデザインで問題ない、あるいは、デザインの変更は後でまとめてやるという場合は、IVは全部すっ飛ばして構いません。

15.デフォルトのデザインに合わせて、モジュールのスタイルシートを編集

 モジュールが独自のスタイルシートを参照している場合があるので、デフォルトのスタイルシートを編集した場合(文字の大きさ、色など)、その内容をモジュールのスタイルシートにも反映して、バランスを取りましょう。

16.横幅(※)を調整

 デフォルトのスタイルシートで、サイトの横幅などを編集した場合、モジュールによってはアクセスすると横スクロールバーが出てしまうものもあります。また、ブロックの右端が切れてしまうというものもあります。どちらも閲覧者にとっては少し使いにくいので、インストールしたモジュールにアクセスしてみて書き込みなどを試し、横スクロールバーが出ないか、ブロックの右端が切れないかどうか確認してみてください。

V.XOOPSの動作を確認する

17.アカウントを作成してみる

 一ユーザとなって、新規作成をクリックしアカウントを作成してみます。認証メールがちゃんと届くかどうか、文字化けなどはしていないかどうかが確認できます。

18.作ったアカウントでアクセスしてみる

 管理者としてではなく、登録ユーザとしてアクセスします。管理者にしか見えないはずのブロックや情報が見えてしまうようなことがないかどうか、きっちりと確認しておきましょう。また、プライベートメッセージを運営者としての自分のアカウントに送ったり、フォーラムに書き込んだりして、運営者以外の人間が使ってもXOOPSの機能が働くかどうか試してください。

19.そのままログアウトして、パスワードを請求してみる

 ちゃんとログアウトできるかどうか確認しましょう。そして、パスワードが紛失した場合のリンクをクリックして、メールが届くかどうか確かめておきましょう。

 ここまで来れば、後は友人や知人を呼んで実際に使ってもらい、わかりにくかったところ、欲しい機能などを聞いてカスタマイズしていくだけです。最初から完璧に作り上げようとするよりも、とりあえず、大まかな形だけ作ってしまって付け加えたり削いだりする方が簡単だと思います。
 是非、楽しいサイトを作ってください。

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2005年11月18日執筆 2007年6月6日加筆修正